米国主要指数の振り返り
年間を通すと主要指数すべてが上がって終わった結果となりましたが、中でも大型テック10社のFANG+指数が50%オーバー。
S&P500とナスダック100についても、それぞれ24%、27%とかなりの上昇で終わりました。
8月には日銀の利上げショックのあおりを受け急落しましたが、終わってみれば好調そのもの。
2022年のように、急速な利上げやインフレ再燃からの利上げなどがない限り、大型テックが株価を牽引していく構図はそうそう変わらないように感じます。
2025年も、いろいろなことが起こると思いますが、ネガティブ要因を気にしだしたらキリがありませんので、今年ほどではないにせよ、上昇基調の流れになるのではないかと予想しています。
戦争や紛争などの新たな地政学的なものは起きてしまったら諦めるしかありませんが、株価的なことよりも、世界が平和であってほしいので、いろいろなことが解決に向かってほしいところです。
2025年新NISA枠で購入予定の投資信託
つみたて投資枠
iFreeNEXT FANG+インデックス
銘柄選定の曖昧さや10銘柄均等加重といったウエイトの決め方に疑問視する声もありますし、私もそれには同意する部分もありますが、結果として5年以上もの間圧倒的リターンをたたき出していますし、大型テックが株価を牽引していく図式はそうそう変わらないと思いますので、まごうことなき1銘柄。
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天VYM)
まず、VYMが高配当銘柄を中心としたバランスのとれた手堅い銘柄で構成されるETFであり下落耐性が高いという点かつこの投資信託は分配金を出さない方針の投信ですので、新NISAとの相性が良い点。
一般的に、リターンはS&P500などには劣りますが、それでも5年年率リターンが17%前後と十分高い点、そしてつみたて投資枠で買えるという点。
FANG+やレバナスなど、尖りまくった投信を一定数持ち合わせている身としては、こういったリスクを若干でもマイルドにする銘柄は持っていて良いと判断しています。
楽天証券 とSBI証券のSCHD投資信託が話題となっていますが、これらはともに分配金を出す投資信託のようですので、新NISAとしては楽天VYMの方がマッチしていますし、そもそもマネックス証券では買えませんので買えるようになれば検討します。成長投資枠
ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
継続購入の予定。
eMAXIS NASDAQ100インデックスが信託報酬をニッセイに合わせて下げてきましたのでeMAXISでもよかったですが、純資産総額がニッセイの方が倍近くあることもありますし、そもそもめんどいのでとりあえずこちらを継続。
Tracers S&P500配当貴族インデックス
継続購入の予定。
楽天VYMとこの投信を全体的なリスクを下げるための投信として購入しているのですが、今年は楽天VYMにかなりリターンで差がつけられました。
1年リターンで10%以上も差がついています。
上が楽天VYM、下がTracers配当貴族
連続増配25年以上、均等加重など、VYMに比べるとバランスの良い指数とは言えないかもしれませんが、楽天VYM同様、分配を出さない方針ということもあり、安定の連続増配投信として購入を継続していきます。
eMAXIS インド株式インデックス
インド系の投信も2024年は続々と出てきまして、この投信が信託報酬最安というわけではありませんが、毎度銘柄を変えていくとめんどいですし、誤差の範囲内ですので、インドはこの銘柄を今年も継続して購入していきます。
slimシリーズではありませんが、安心と信頼のeMAXISシリーズでもありますし。
それにしても、2025年のインドは米国や日本に比べて伸びなかったですね。
でもまぁ、5年リターンでいうとS&P500をアウトパフォームしていますので、下がっている今が買い時かもです。
SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン
日本株については、つみたて投資枠にてeMAXIS Slim国内株式(日経平均)とiFree JPX日経400インデックスも購入していましたが、2025年は成長投資枠にてSMT 日本株配当貴族インデックス・オープンのみでいこうかと思っています。
信託報酬も0.462%と結構高いですし、純資産総額も44.95億円とそれほど集まっていませんので不安要素はあるものの、10年連続増配や配当加重など、指数のバランスも悪くなさそうですし、そもそも日本については、米国のようにイノベーションを起こせるような土壌の国ではなくなってしまったと判断しており、高配当や増配などをメインとした指数の方が安定した結果を残せるのではないかと考えるようになってきたからです。
分配金を出さない方針という面もプラスです。
2025年目標アセットアロケーション
2024年からの変更としては、S&P500/全米/先進国が35%→40%、ハイテク/グロースが25%→30%、高配当/増配が15%→10%、債券/社債系が10%→5%とし、新興国株式5%→5%、国内株式5%→5%、超高配当5%→5%と変わらずとなります。
市場が好調の時に調子に乗って前のめりになる悪い癖が出ているとも言えますが、米国のS&P500やハイテクは何もしなくても伸び率が高いこともあり、その枠を開けたような意味合いと、一刻も早くサラリーマンを卒業したいという強い思いとのせめぎあいにより、上記のような目標アセットとしました。
売らずに足りないアセットの銘柄を購入していくノーセルリバランスですし、概ねこんな感じになれば良いという軽い感じの目標アセットとなるため、それほど重きを置いていませんし、とにかく市場の流れに身をゆだね、下落時に狼狽売りせず、強い意思を持って上昇を取っていきたいところです。
2025年目標資産評価額
アセットマネジメントOneの資産運用かんたんシミュレーションで試算してみましたが、こんなところかと。
年率15%が楽観的だとか、そもそも月7万円も捻出できるのか、とかつっこみどころは多々ありますが、+300万円できたら万々歳だと思いますし、少し無理目な目標がちょうど良いと思います。
コロナ後の物価上昇が半端ない昨今、生活がきつくなってきている方々も多々いると思います。
短期的に解決できることは少ないですが、とにかく地道に継続してコツコツやっていくしかありません。
今年はとにかく副業で入金力を上げていく流れを構築すること。
世のおっさんもあきらめず、希望をもって残り少ない人生を輝かしいものとしていきましょう!
がんばれ既婚、子持ち、住宅ローンあり、かつ安月給の中年おっさんたち!
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